これまで常識であった終身雇用の神話が崩壊して、若い人の中には転職を前提に就職する人も多くなってきています。
同じ会社で働き続けるのは良いことですが、可能性を試したい、より良い収入を得たい、職場を見付けたい、キャリアやスキルアップのためになど望む理由は多くあります。
しかしながら、これは雇っている会社側からすれば納得できないことでもあり、何も分かっていない新人に時間をかけて仕事を教えて一人前にしていく、そしてやっと任せられるようになったら辞めてしまう、これでは意味がないと考えてしまうのも当然のことです。
当たり前ですが、転職を前提に就職したとしてもそのことは黙っている方が自分自身を守ることに繋がりますし、余計な軋轢を生みださずに済むでしょう。
あくまで会社の体質によりますが、やはり辞めることを前提にするのはよくないので、沈黙は大事になるのです。
そして行動に出る時にはタイミングをしっかりと見極めることが重要になってきて、仕事の段取りがついた、新しい体制になるといった状況に応じて行うのが良いでしょう。
もっとも悪いのは、仕事を放置してしまうこと、周囲に迷惑をかけてしまうことで、正社員なら3ヶ月くらい前から上司には話をしておくようにしましょう。
そして、その間に仕事の引き継ぎ、自分の代わりとなってくれる人材を育てておけば、トラブルにならずスムーズに退職することができます。
何事もタイミングが大事で、見極めることが円満な転職につながっていくのです。